『Where the Wild Things Are 〜かいじゅうたちのいるところ〜』でおなじみの絵本界の巨匠、モーリス・センダックによる1963年初版の初期の代表作。
ミニサイズの絵本が4冊、箱に入った”ちいさなライブラリー”。
『Peierre』
誰が何を言っても「Idon't care! ぼく、しらない!」と強情をはりつづけるピエール。
ある朝目覚めたピエール。お母さんに「おはよう」と言われても「Idon't care! ぼく、しらない!」。
逆立ちを止めなさいとお父さんに言われても「Idon't care! ぼく、しらない!」。
とうとうパパとママはピエールを残して町に出かけてしまいます。
するとお腹を空かせたライオンがやって来て...?!
さてさてピエールはどうなってしまうのでしょうか?
反抗期の子どもの様子を、ユーモラスにセンダックらしいウィットに富んだストーリーとイラストで描く楽しい1冊。
センダックが描くと教訓話もお説教のようにならず、楽しく読み進めることができるのが不思議な魅力です。
『Alligators All Around』
AはAlligators All AroundのA
BはBursting BalloonsのB
CはCatching ColdのC!
A~Zまでのアルファベットをワニの一家がご案内。
数あるアルファベットえほんの中でも、イラストや例文がとってもユニークな、楽しい1冊。
『Chicken Soup with Rice』
お米入りのチキンスープを食べていればいつだってどの季節だって最高!
1月から12月まで、色んなタイプの”お米入りのチキンスープ”を月ごとに紹介。
それぞれの季節や月の良さ、移り変わりをリズミカルな文章とユーモラスなイラストで描く、ユニークな暦絵本。
『One Was Johnny』
1はひとり暮らしのジョニー
2は棚の上のネズミ
3はネズミを追いかけてきたネコ
1から10まで、ジョニーの部屋にはいろいろなものが集まって来て、いっぱいになってしまいます。
そこでジョニーは宣言しました。
「反対に数え終わるまでに部屋が空っぽになってなかったらみんなを食べちゃうぞ!!」
ジョニーは無事静かな生活を取り戻すことはできるのでしょうか?
センダックらしいユーモアいっぱいの楽しい数え歌絵本。