1972年初版。リラアンナちゃんシリーズのクリスマスのお話。
クリスマスイブの夜、ベッドに入ったリラアンナちゃんはワクワク。
アンナちゃんはクリスマスに何をもらうのでしょうか?
この「リラ・アンナ」シリーズは、ちょっとおとぼけで親しみやすいストーリーに、リラ・アンナちゃんとのっぽのおじさんが登場します。
赤いストライプの洋服を着た、ちいさなアンナちゃん(Lilla=little=ちいさい)と、緑色の帽子がトレードマークの、背高のっぽのおじさん。
2人のちょっと不思議な友情も魅力です。
スウェーデンを代表するサンドベルイ夫妻の代表作。
スウェーデンの子どもたちは、みなリラアンナちゃんと共に大きくなっていくと言っても過言ではない、長年の人気シリーズです。
作者のサンドベルイ夫妻は、自身の子どもたちが小さかった頃、読んで聞かせるのにピッタリないい絵本がなかなか見つからず、とうとう自分たちで作ってしまうことにしたそうです。
当社スタッフも残念ながらまったくスウェーデン語はわからないのですが、イラストを追っていくとだいたいの意味が分かってしまうくらいカンタン。
それでいて、よく読んでみると、少しづつ「この単語はこういう意味だな」とわかってくる部分もあり、ちょっとスウェーデン語がわかるような気になってきますのでぜひぜひチャレンジしてみてください!